遠くに行きたい

自閉症児と自身も特性を抱えつつ、奮闘中です。

夫婦って難しい

夫婦というのは、難しいな、と感じます。

今日は個人的なことを放言します。

 

こと育児についての夫婦の状況って、いろいろだと思います。

一方が非協力的で破綻する家族もいるし、育児以前に経済的問題や

親の問題・子の問題で破綻してしまう家庭、

どちらも育児に積極的で、経済的にも親や子の人格的にもなんの問題もない家庭、

(違う問題はあるかもしれないけど)様々だと思います。

 

私の家庭は、夫は育児に協力的で経済的に比較的問題なし、

人格的にも問題のない人で、年はうんと上なのですが、

大きく見たら私は、トラブルなく幸せに過ごせています。このことが微妙に追い打ちをかけるけど。

ただ、仕事が激務で出張もたびたびあり、平日はワンオペ育児となります。

それで夫帰宅後、だいたいの会話は私から切り出して

「子どもが今日こんなことあって、こんなことがあって~~」

という子供中心の業務連絡みたいなを話をします。

幸い夫は、よほど疲労困憊でなければ、こちらの話を聞いてくれます。

子が学校に行っている間、私は一人でいます。

まともに会話できる大人といえば夫だけで、特別趣味もなく、

興味のある対象として自然と家族となります。

いうまでもなく子供は大事ですが、

精神的に依存している対象は夫で、子どもと同じくらい大事な存在です。

一方、夫はといえば会社に行くと、ビジネスとはいえ人と接していて

自分の世界もあって、プライオリティとして子供が一番だろうけど、

私は子供と並列にある存在ではなく、子どもに不随する母親であって

位置づけが低いのだろなと思うときが多々あります。

加えて私は問題あり、自身も発達傾向あるし、

仕事もしてないし、たいしたキャリアもない

容姿も加速的におとろえゆく中年のおばさんだしとネガティブ思考の

ループにはまり、真綿で締め付けられような充実感のない日常、

心に大きな穴が開いてゆくのを感じます。

その穴を、社会福祉士をめざすということと、

夫に話を聞いてもらうことで埋めようとしているのだから、

始末が悪い。。

 

このようなループ思考から、

夫は出張中の夜、会社の人と男同士の付き合いで、

私には言えないような場所へ行っているのでは、と

ジャッジをしてしまいました。

妄想の域を出ませんし、このジャッジに結び付くだけの証拠はありませんが。

 

証拠はないけれど、夫がそうする行動の理由はいくらでもある、

だって私は何の魅力もないうえに、

この人に尽くしてないし、むしろ依存しているし

なんの癒しにもなってないんだろうから。

酒の場で羽目はずしても当たり前かとさえ考えはじめるようになりました。

もはや病的思考な自分です。

 

でも、別にどっちでもいいや、という投げやりな自分も存在します。

病的も投げやりもどちらもハッピーではありませんが、

私は上に書いたように大きく見ればトラブルのない表面上は

幸せな人生です。

 

ここまで書きましたが、私は夫に何一つ、今書いたようなことを話せません。

子育てのことは、ためらいなくきりだせるのに。

単なる自分の中の逡巡する思いでしかなく、切り出すと均衡を崩しそうで。

だから、少なくとも私にとって夫婦というのは、難しいと感じます。