遠くに行きたい

自閉症児と自身も特性を抱えつつ、奮闘中です。

初投稿 子の発達障害と社会福祉士をめざすこと

自己紹介

はじめまして、数々のブログで挫折してきて、ここにたどり着きました。

以前のブログはこちら↓

ameblo.jp

こちらにはじましての投稿なので、簡単に自己紹介から。

私は今アラフォーと呼ぶには少し無理がある40代中盤にさしかかる者です。

私には今現在小学校低学年の子供が二人いて、

彼らが私のアイデンティティの8割をしめているといっても過言ではないでしょう。

そのうちの一人、兄が自閉症スペクトラムの診断を4歳のときにうけ、もう一人妹はドがつく偏食の子です(きょうだい児と呼ばれる存在に該当するのでしょうか。このことも折に触れて書こうと思います)。私は二人とも大好きですが、困ることもたくさんあり、思うような母親業がなかなかできません。

こどもって、何かしら特性があったり、親から見て悩ましいところがあったり、

逆にとっても素晴らしいところがあったりするから、

一面的にその「特性」を挙げて、語るのは、その子のことを大胆に省略している

ような気がしますが、第三者に対しては、特定のワードで分かりやすく伝える

方が伝わりやすいし、実際その「特性」で私の人生は左右されているので、

ここでは、一面的な「特性」をもって語りたいと思います。

なお、私自身、生きづらさを感じながらも、今日まで何とか生きてきました。

子どもの自閉症診断を機に、自分にも特性があるのではないか?

と考えることがありますが、

「この年で診断されたかて、何か困る?しかも定職に就いていない

ただの主婦で、陰キャでママ友一人いないので、困ることはないだろう」と

開きなおっていたら、困ることありました。

端的にいうと「コミュ障」です。

一期一会のお付き合いや、ポイントポイントでかかわる人に対しては、

そこまでコミュ障を感じさせることはないはずで、

だからこそじっくりお付き合いすることを避けていました。

なので、ある程度ちゃんとかかわると、コミュ障バレする自覚はありました。

そのことを以下に書きます。

 

コミュ障なのに社会福祉士をめざす

私は、子の診断を機に、発達障害について知識を得、

どうしたら困り感がなくなるか、

自分で対処できない場合、児童発達支援や放課後デイ、

かかりつけの病院など地域の資源を活用してきましたが、

これらを利用するにあたり、自分がサービス利用計画案をたて、

プランニングし(いわゆるセルフプラン)、子供にはどういった

支援が適切なのか、考えてきました。

そうこうしているうちに、発達支援そのものにも興味がわき、

支援というものは一生涯続くし、一面的ではなく、

ポイントポイントで受ける支援をつなげたいと思ったり、

発達障害を抱え困っている人は世の中たくさん存在していて、

子供や自分も含めて、そういった人たちの

役にたちたいと考えるようになり、福祉そのものに興味をもち、

今現在、福祉職未経験から社会福祉士を目指して勉強中に至るというわけなのです。

未経験なので、養成学校に行き、23日におよぶ実習も経験しました。

この実習や養成学校のスクーリングで、コミュ障が本領発揮しました(泣)。

はじめに言うと、実習そのものは、個別支援計画が立てられたことや、

利用者さんと触れ合えたこと、また権利擁護について学べ勉強になりました。

ただ、私のコミュ障爆発で、それを隠そうとはじめのうちは

笑顔で対応していたのですが、だんだん笑顔が消えはじめます。。

そもそも職員さんからのけ者にされている感をひしひしと感じ、

でもまあ実習生とはそういうもんだと思って、余計な気をつかったり、

口数を最大限に減らした結果、笑顔も徐々に消え、最後の方は存在感を消していました。でも最低限、利用者さんには笑顔で対応していました。

そのくせ実習担当の人や直属の上司の方には言いたいことを

はっきり言ってしまったり、ピントがずれていたりして、

かなり嫌がられていたように思います。。。

結果、コミュニケーションスキルにC(AからDの4段階でDは不合格)

をつけられ、今となっては私に問題あったからだろうなと想像できますが、

実習当時はいっぱいいっぱいで振り返る余裕もありませんでした。

アウェー状態になると途端にコミュ障になる特性を

遺憾なく発揮してしまうことも含め、「ああ、これが今の自分かあ、

よく単位もらえたな」と思っています。

 

学んだこと

ここで、私コミュ障だ、だめだ、困ると思うのは普通のことなんです。

まずそういう自分を受け入れ、問題はそこからで、分析をし、

今後に活かす、ということが必要です。これが、

「私は、困っているや特性のある人の役に立ちたいと思ったから

福祉士をめざしているんであって、自分の特性や経験も活かせるじゃないか!」

という強いポジティブな自分です。かたや、

「あ~あ、やっぱりコミュ障はコミュ障だ、福祉士なんて

コミュスキルの高い人が目指す仕事だし、資格とれても

仕事にならんよ、無理無理」

という弱気な自分とがせめぎあい、葛藤があるのも事実なので、

あまり自分をせめず、人付き合いのコツをつかんだり、

何より、自分と相性のよい職場を選ぶことも必要だなと、

締めくくります。

 

今までのは自分の話だったのですが、

もとい、子の発達障害関連の話について、

また社会福祉士関連のこと、自身の特性など含め、

少しずつ書いていけたら、と思います。

では、拙い文章ですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

窓から景色を見る息子 車体には興味ありませんが、路線博士です